アスコットの樹名札

緑の名札屋さん

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「」から始まる植物

ハクモクレン

紫色の花をつけるシモクレン(紫木蓮 モクレン)に対し、白い花をつけることからハクモクレン(白木蓮)の名前があります。葉に先立って白い大きな花を樹冠いっぱいにつけた姿が見所です。桜よりやや早く開花し良く目立ちますが、遅霜など寒さで花が傷みやすいので、寒冷地などでは植栽場所に注意が必要です。シモクレンなどとの間で品種改良がおこなわれ、ニシキモクレンなど多くの園芸品種が作られています。

パッションフルーツ

クダモノトケイソウの別名でもわかるように、果実をフルーツとして利用するつる性の常緑樹です。秋に熟す果実は、中に橙黄色でゼリー状の果肉で包まれた小さな種子がたくさんあり、果肉は多汁で酸味と芳香が特徴で、ジュースやアイスクリームなどに利用します。花はトケイソウの文字盤を思わせる変わった姿をしていて、観賞価値があります。

ハナノキ

紅・黄葉が一番の見どころのカエデの仲間にあって、春に開花する花は真っ赤な糸状で、枝先にたくさん吊り下げた姿が特に美しいことから、『花の木』と呼ばれる高木性のカエデです。長野県・岐阜県・愛知県の限られた地域に自生しています。なお、秋に真っ赤に紅葉にする葉も美しく、観賞価値も高いことで知られています。よく似た種類に北米原産のベニカエデ(別名アメリカハナノキ)があり、園芸品種も生産されていて、街路樹や公園・緑地などに利用されています。