アスコットの樹名札

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ヌルデ

Rhus javanica var. roxburghii

  • 別名  フシノキ、カツノキ、ゴマキ、オッカド、カツンボ
  • 分類  落葉小高木
  • 科名  ウルシ
  • 属名  ヌルデ
  • 原産地  日本、朝鮮半島、中国、東南アジア

観賞時期など

  • 花  ー
  • 紅葉  ー
  • 実  ー
  • 香り  ー

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


五倍子(ふし)がタンニンの材料に

ヌルデ

 解説

日本ではほぼ全域に見られる落葉小高木。明るい丘陵地などに自生します。古来から人々の暮らしに密接に関連しており、とくに葉にヌルデシロアブラムシの仲間が寄生する「五倍子(ふし)」がタンニンの原料になり、薬用、染料、インク原料、お歯黒などに用いられてきました。生薬名は「五倍子(ごばいし)」で、口内の腫れ物や歯痛、切り傷に、また、煎じた汁は下痢や咳止めに効くとされました。材は軽く柔らかく、箱類や小細工、下駄などに用いられました。

手入れ

ウルシの仲間で、触るとかぶれることがあるので注意します。いわゆるパイオニア植物で、生長は旺盛で、強い剪定にも耐えます。