アスコットの樹名札

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「」から始まる植物

カンザクラ

古くから日本各地で栽培されている早咲きのサクラの一つで、カンヒザクラとヤマザクラとの間に生まれた種類と推定されています。寒さの厳しい2月ごろに花開くことから『寒中に咲く桜』という意味で名づけられました。花はピンクの一重咲きで直径2.5cmほどです。片方の親がカンヒザクラなので寒さにやや弱く、東京以南の暖地向きのサクラです。 (参考資料:新日本の桜 山と渓谷社)

カンヒザクラ

中国や台湾原産の小型のサクラです。サクラの仲間では開花が最も早い種類の一つで、寒中に緋色の花をつけることから名づけられ、沖縄などでは1月半ばにお花見が可能です。花は一重の中輪咲きで、直径2.5cmほどで、濃い紅紫色の筒咲で平開しません。散るときは花弁が1枚1枚散らず、萼筒に花弁と雄しべがついた状態でパラパラと落下する特徴があります。 (参考資料:新日本の桜 山と渓谷社)

キチジョウソウ

濃緑色の細長い葉を地際から叢生し、茎が地表を短く這って伸び地面を被います。古くから日本庭園の下草や景石の根締め、滝口や流れ沿い、公園・緑地などの狭い空間から大面積まで、野性味のある地被植物として利用してきました。晩秋には淡紫色の小花を密につけた花穂や赤い実が同時に楽しめ、華やかさはありませんが野生らしい趣があります。

ギボウシ類

日本が世界に誇る多年草の一つです。強健で手がかからず、葉の色や斑入り、花、香りなどの変化が豊富でパーフェクトプランツと言われています。欧米では人気が非常に高く、数えきれないほど多くの園芸品種が作出されています。日本には40種ほどが広く山野に自生し、白から薄紫色の花が美しく、和風、洋風を問わず、庭園や花壇などの地被や根締めなどによく利用され、古くから親しまれています。