アスコットの樹名札

緑の名札屋さん

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「」から始まる植物

シモツケ‘ホワイトゴールド’

春から初夏の低木性の花木としてよく知られたシモツケの園芸品種の一つです。芽出しから明るいライムゴールドの葉が魅力的な園芸品種で、白い花との組み合わせが見事です。観賞期間の長いカラーリーフプランツとしてばかりでなく、初夏の花低木としても評価が高く、ガーデニングや公園・緑地・建物周りなど利用範囲が広がっています。

シャクヤク

中国北部原産で、日本には古く平安時代に渡来しました。初夏に15cmほどの大きく美しい花を咲かせます。さまざまな園芸品種が作出され、色や形、咲き方もさまざまです。花の美しさは、美人を例える「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という文句に用いられたほどです。また、当初は薬用植物として栽培されており、漢方では根を乾燥させたものを他の生薬と配合して、胃痙攣、胆石痛の鎮痛剤や冷え症などの婦人病に用いました。ヨーロッパでも古来から薬草として知られ、プリニウスの『博物誌』にも記述があります。

シャリンバイ

暖地の海岸に自生し耐潮性や耐乾性が強く、厳しい都市環境にあっても良好に生育することから、公園・緑地や和風庭園などの刈り込みによく用います。春に白い小花がやや細長い花穂に集まって咲き、芳香があります。花がウメの花に似ていて枝が輪生し、車輪に似ていることから名前がついたといわれています。立性の本種のほか、樹高のあまり高くならない這性のマルバシャリンバイ、ピンク色の花が美しいベニバナシャリンバイ(複数の品種あり)などが知られています。