アスコットの樹名札

緑の名札屋さん

TEL.045-222-0215

「」から始まる植物

サクラ ‘紅枝垂’

エドヒガンの栽培品種で、細い枝が緩く垂れてその後垂直に枝垂れる樹種特性以外は、エドヒガンと何ら変わりません。樹形的にも景観的にも観賞価値が高く、独特の雰囲気を醸し出します。花は濃い紅紫色小輪の一重咲きで、直径は2cmほどです。八重咲きのヤエベニシダレに比べると花のボリュームや華やかさの面ではやや劣りますが、花の色が鮮やかでよく目立ち、単独でも群植しても美しく、利用価値の高いサクラです。個体によって花の形や色、大きさに違いがあり、花の色がやや薄い淡紅色で小輪の一重咲きのイトザクラや、淡紅紫色で八重咲きのヤエベニシダレなどがよく植えられています。(参考資料:新日本の桜 山と渓谷社)

サクラ ‘八重紅枝垂’

エドヒガンの栽培品種で、細い枝が緩く垂れてその後垂直に枝垂れる樹種特性以外は、エドヒガンと何ら変わりません。やや色の薄い淡紅色一重咲きのイトザクラや、色が濃い紅紫色一重咲きのベニシダレに比べると、八重咲きの花はボリュームがあり、樹形の美しさと相まって、独特の雰囲気を醸し出し、華やかで観賞価値が高い特徴があります。単独でも群植しても美しく、利用価値の高いサクラです。花は淡紅紫色小輪の八重咲きで直径は2.5cmほどです。個体によって花の形や色、大きさに違いがあり、イトザクラやベニシダレなどもよく植えられています。

サクラ ‘横浜緋桜’

横浜市の白井勲氏がケンロクエンクマガイとカンヒザクラとの組み合わせで交配を行い、その実生から選抜されたもので、横浜市で作出されたことから地名を冠し名づけられました。ソメイヨシノよりやや早く咲きます。薄いピンクの花が多いサクラの中にあって、濃い紅紫色の花はよく目立ち、華やかでとても魅力的です。花は一重咲きの中輪で、直径は3cm程度です。時に旗弁が混じる特徴があります。樹形は広卵型でやや横広がりで、美しい樹形です。 (参考資料:新日本の桜 山と渓谷社)

サクラ‘雨情枝垂’

エドヒガンの枝垂性の栽培品種の一つで、童謡の作詞家として知られた野口雨情の邸宅に植えられていたことから名づけられました。花は八重咲きで直径は3cmほどで、この仲間では一番大きく、平に開き、雌しべがつき出した独特な花型が特徴です。色は淡紅紫色で蕾は色濃く、開花すると外側が濃く、内側はごく薄い花は気品があってとても美しく、華やかで観賞価値が高いサクラです。亜高木に位置づけられることもあり、やや小型のサクラなので、身近に植えて華やかな春を楽しみたい種類です。(参考資料:新日本の桜 山と渓谷社)

サクラ‘アーコレード’

イギリスで育成された品種で、オオヤマザクラとコヒガンザクラとの交配によって生まれました。イギリスでは春の一期咲きとされていますが、わが国では秋の9~11月にも咲く二期咲きとなっています。同じ開花特性を持つ十月桜に比べ、花は淡紅色で色が濃く、八重咲き大輪で花つきがよく、非常に美しいので、桜の花を長く楽しむためには打ってつけで、今後の利用が期待される品種の一つです。 (参考資料:『桜図鑑』公財日本花の会)

サクラ‘熊谷桜’

キンキマメザクラが重弁化し、雌しべが2つになった品種です。「怡顔斎桜品」(1758)に記載があることから、かなり古い品種とされますが、生成の由来などはよくわかっていません。花は淡紅紫色で1.5〜1.8cmほどで、下向きに咲きます。ちなみに、コヒガンザクラの品種に‘熊谷’がありますが、別品種です。どちらもほかのサクラに先駆けて咲くことから、一ノ谷の合戦で先駆けをした熊谷直実にちなむとされます。

サクラ‘兼六園菊桜’

金沢市の兼六園にあった桜で、原木は国の天然記念物でしたが1970年に枯死しました。現在見られる樹は、その樹から接ぎ木で増やした個体で、園内に植えられていますが、一般にも流通しています。花は葉が展開した後に開き、淡紅色の2段咲きで、花の中心部は色が濃く紅色になります。花弁の数が100~300枚の千重咲きです。慶応年間(1865~1868)に孝明天皇から前田家に下賜されたいわれ、そのため御所桜の名前もあります。