アスコットの樹名札

緑の名札屋さん

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「」から始まる植物

ウメ‘紅千鳥’

ウメは古い時代に中国より渡来した樹木です。花の香りで春を感じさせる代表的な花木の一つで、多くの品種が知られています。‘紅千鳥(べにちどり)’は、雄しべの先が花弁のように変化した旗弁が出ることから、旗弁を千鳥に例えて名づけられたといわれています。緋梅性のやや遅咲きで、花は鮮紅色の中輪、一重咲きです。(参考資料:『ウメハンドブック』株式会社 文一総合出版)

ウメモドキ

小形の落葉低木で、野趣のある自然樹形が魅力です。枝にびっしりと実がなり、冬の間も長期間観賞できます。成木になっても身の丈ほどの高さなので、狭い場所や玄関先などに植えて楽しめます。実を目的に小鳥がやってくるのも魅力です。花や葉などがウメに似ていることが名前の由来。実が大きな品種‘大納言’や、キミノウメモドキなどの変種もあります。

エイザンスミレ

一般的なスミレに見られない、深く3裂した細長い三角形の葉が特徴で、比叡山に生えるスミレという意味で名づけられました。山地の林内や林縁など、春はよく日が当たり、夏は樹陰となるような落葉樹林などに多く見られます。茎が短く直立し横に広がらない無茎性のスミレで、かわいい花は春に咲き、白から淡紅色で、紫色の筋が目立ちます。春の庭園の彩りや山野草として鉢植えなどに利用します。