アスコットの樹名札

緑の名札屋さん

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「」から始まる植物

ユリノキ

直幹で大木となり、背の高い端正な樹形が好まれて、街路樹やシンボルツリーなどに利用される北米原産の落葉樹です。葉が半纏のような形なので半纏木、花がチューリップの花の形に似ていることからチューリップツリーの別名があります。春の新緑、夏の緑陰、秋の黄葉と季節ごとに観賞価値が高いので、公園・緑地や集合住宅などの広い空間に、景観樹やシンボルツリーとして植栽すると効果的です。アメリカ先住民はこの樹から丸木船を作ったと言われています。米国インディアナ州の州花です。

ラナンキュラス フィカリア

ヨーロッパから西アジア、北アフリカなどに分布する落葉の多年草で、近年、鉢植えやガーデニングなどで庭園に植えられている姿を見かけるようになりました。3~5月ごろに光り輝く黄金色の美しい花を開きます。地中に多くの塊根をつくって群生し、丈夫で手がかかりません。ヒメリュウキンカの名前で知られていますが、科は同じキンポウゲ科ですが、属は異なりリュウキンカはリュウキンカ属です。

ラベンダー(デンタータ)

冬から春にかけて花をつけるラベンダーの一つで、北国向きのイングリッシュラベンダーを栽培できない暖地向きで、寒さに弱い半耐寒性の種類です。花の香りはやや弱いですが、雰囲気は十分楽しめます。一般的には花穂を乾燥させてポプリやサシェなどに加工して香りを楽しむほか、銀白緑色の葉色が周年観賞できるので、ガーデニングなどでの利用も多くなっています。

リュウキュウツツジ

江戸時代から知られた常緑性のツツジで、モチツツジとキシツツジの間に生まれた交雑種と考えられています。リュウキュウツツジの名前で流通している品種は、白花の一重の大きな花が特徴でシロリュウキュウとも呼ばれます。江戸時代から伝わる園芸品種もあります。一番の特徴は耐寒性に優れていることで、北海道での利用も可能です。花つきがよく樹冠を被うように咲く姿は清楚な中にも華やかな印象があります。強健で厳しい都市環境にも耐えるので、庭園や公園・緑地、街路樹の植桝など広く使います。