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「フ」から始まる植物
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フイリタガネソウ
山地の落葉樹林の林床などに生えるタガネソウの園芸品種です。鍛冶屋が使う『たがね』に例えられる幅広の葉の縁に白い斑が入り観賞価値があります。落葉の宿根草なので晩秋から早春の芽出しまでは地上部が無くなり裸地状態となるので、背の低い常緑の地被植物などと組み合わせると効果的です。和風庭園やロックガーデンなどの地被植物として利用します。![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img/https://www.ascot-f.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/fuirimasaki.jpg)
フイリマサキ
光沢があり、厚く丸みのある葉が密につき、生長が速く、萌芽力があり剪定に耐えるので、生垣用樹としてよく知られた樹木です。葉に入る黄色や白の斑は、外斑や中斑、散斑などいろいろな品種が生産され、地域によってその呼び名も異なることがあり、一般的にはそれらを区別することなく『斑入マサキ』と呼んでいます。雌雄異株で高垣風に放任すると黄緑色から緑白色の目立たない花をつけ、実は雌木につき、秋に割れて朱赤色の仮種皮に包まれた種子をぶら下げ、野鳥の食餌木としても知られています。![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img/https://www.ascot-f.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/12/fuiriyaburan-mi.jpg)
フイリヤブラン
黄色の筋状の斑の入った細長い葉を地際から叢生し、地面を密に被い、株が大きくなると多数の花穂を立ち上げるので、観賞価値も高まり、明るい雰囲気を醸成します。和洋を問わず庭園や建物周りなどの狭い空間から、公園・緑地などの大面積まで、日向から半日陰まで広範囲な場面で利用できるグラウンドカバーとして人気があります。ただし、日陰地では斑の鮮やかさが失われるので、日向から明るい半日陰での利用に向いています。![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img/https://www.ascot-f.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/07/taiwan-fu-ha.jpg)
フウ(タイワンフウ)
葉がカエデの仲間と間違えるほどよく似ているモミジバフウは北米原産ですが、本種はタイワンフウとも呼ばれ中国や台湾原産で、葉は3裂です。落葉高木で、都会でも比較的美しく紅・黄葉します。公園・緑地や工場など広い敷地での緑化や、街路樹などに向いていて、景観樹や緑陰樹、シンボルツリーなどに利用します。なお、樹脂を乾燥したものを薬用に用いることが知られていて、中国では漢方薬に用います。![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img/https://www.ascot-f.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/03/fushigurosenno.jpg)