フヨウ 九州や沖縄などの暖地の海岸近くなどに自生するハイビスカスの仲間です。高さは1.5〜3mほどになり、夏の間、大輪の花を咲かせつづけ、人気があります。観賞用に古くから栽培され、日本以外でも中国や韓国の詩歌や絵画に多く登場します。また、茎の皮が丈夫なため、製紙に用いられたり、漁網やかごなどにも使われました。近年ではさらに花が大きく、花色の多いアメリカフヨウなども植えられるようになっています。