アスコットの樹名札

緑の名札屋さん

TEL.045-222-0215

「ア」から始まる植物

アオギリ

幹が緑色で葉が桐の葉に似ていることから名づけられました。幹がまっすぐ伸び、広円柱形の樹形にまとまることや萌芽・復元性に富み、厳しい都市環境に耐えるなどの特性を備えていることから、かつては街路樹によく利用していました。また、公園や緑地、工場緑化などにも使います。秋に舟形の実が熟すことから、子供たちは小川に流して速さを競い合う舟流しをして遊びます。

アオダモ

丘陵から山地にかけての雑木林に多く見られる落葉樹で、自然風の雑木植栽などによく用いられる樹種の一つです。、春に白い花穂が樹冠を覆い、さわやかな雰囲気を醸し出します。秋は黄色や赤の混じった紅葉が美しく、楚々とした中にも野性味のある株立ち樹形や単木の伸びやかな樹姿から、近年人気が出ています。枝や樹皮を水につけると青くなることから名づけられました。材の特性を活かし野球のバットや建築材料などに用いられます。

アカガシ

耐寒性に優れ、強剪定に耐え、復元性もありますが、移植が難しい樹木の一つなので、造園的な利用は少なく、利用する場合はコンテナ栽培品を用います。常緑の葉はカシの中では大きい方で、鋸歯の無い全縁で、葉柄が比較的長い特徴があります。材が淡紅褐色で赤味が強いことが名の由来です。ドングリ(堅果)は2cmほどの卵球形で、翌年の秋に成熟します。