ゴールデンセージ セージ(ヤクヨウサルビア)の園芸種で、葉に黄色の斑が入る美しい品種で、花壇の花苗としても利用できます。利用は基本種のセージ同様で、香辛料として料理に使うほか、薬用、香料、ポプリ、クラフトなどに利用します。利用にあたっては開花が始まるころに、葉または茎の上部から切り取って収穫します。
ゴバンノアシ ※植栽可能域は沖縄・小笠原です。 熱帯から亜熱帯の海岸に生える常緑高木です。実が四角または五角形で、碁盤の脚の形によく似ていることからこの名前がつきました。実は堅く腐りにくいことから、海に落ちて海流に乗って運ばれ、日本の西南部の海岸に打ち寄せられることでもよく知られています。
ゴンズイ 山野に自生する落葉樹です。枝は紫黒色で、初夏、枝先に円錐花序をつけ、淡い黄緑色の花が集まって咲きます。実は秋に赤く熟し、時間が経つと裂けます。実の内側は鮮やかな紅色で、黒い種子も露出します。ゴンズイという名前の由来には諸説ありますが、同じく役に立たないとされる魚のゴンズイから取られたという説もあります。ただ、若芽は救荒食として、茹でて塩を加えて食べられました。材には独特のにおいがあるため、薪材などにしか用いられませんでした。