
「ウ」から始まる植物

ウスズミザクラ
ウスズミ系と呼ばれる白色一重の桜です。古い品種が多く植えられていたことで有名な荒川堤に植えられていた桜の一つで、花は直径4.5cmほどで花弁の先には不規則で細かい切れ込みが多くあります。花柄と小花柄には白い開出毛があり、萼筒は太く、苞葉は緑色で大きい特徴があります。(参考資料:『新日本の桜』山と渓谷社)
ウバメガシ
暖地の海岸林に多く見られるやや小型のカシで、生長が遅く材が緻密で堅いことから、備長炭の材料として知られています。小さ目の葉が密につき、萌芽力が強いことから、生垣などの刈り込みや仕立物などに多く用いられます。常緑の葉は楕円形で、新葉は光沢があり黄色や赤味を帯びて美しく楽しめます。ドングリ(堅果)は2cmほどの楕円形で、翌年の秋に成熟します。
ウメ‘淡路枝垂’
ウメは古い時代に中国より渡来した樹木です。花の香りで春を感じさせる代表的な花木の一つで、多くの品種が知られています。‘淡路枝垂(あわじしだれ)’は、代表的な枝垂梅の品種の一つで、野梅性のやや早咲きで、花は淡紅色の中輪、八重咲きです。 (参考資料:『ウメハンドブック』株式会社 文一総合出版)
ウメ‘鴛鴦’
ウメは古い時代に中国より渡来した樹木です。花の香りで春を感じさせる代表的な花木の一つで、多くの品種が知られています。‘鴛鴦(えんおう)’は、オシドリの意味で、一つの花に雌しべが二つあり、果実が2個実ることから夫婦に例えた名前です。緋梅性のやや早咲きで、花は紅色の中輪、八重咲きです。(参考資料:『ウメハンドブック』株式会社 文一総合出版)
ウメ‘紅千鳥’
ウメは古い時代に中国より渡来した樹木です。花の香りで春を感じさせる代表的な花木の一つで、多くの品種が知られています。‘紅千鳥(べにちどり)’は、雄しべの先が花弁のように変化した旗弁が出ることから、旗弁を千鳥に例えて名づけられたといわれています。緋梅性のやや遅咲きで、花は鮮紅色の中輪、一重咲きです。(参考資料:『ウメハンドブック』株式会社 文一総合出版)
ウメ‘八重寒紅’
ウメは古い時代に中国より渡来した樹木です。花の香りで春を感じさせる代表的な花木の一つで、多くの品種が知られています。‘八重寒紅’は、早咲きで寒中から紅色の八重咲きの花をつけることから名づけられました。野梅性の中輪です。(参考資料:『ウメハンドブック』株式会社 文一総合出版)
ウメ‘八重唐梅’
ウメは古い時代に中国より渡来した樹木です。花の香りで春を感じさせる代表的な花木の一つで、多くの品種が知られています。‘八重唐梅’は、緋梅性の早咲きで、花は紅色の中輪、八重咲きです。咲き進むと弁の先が白く縁取る性質があります。(参考資料:『ウメハンドブック』株式会社 文一総合出版)
ウメ‘楊貴妃’
ウメは古い時代に中国より渡来した樹木です。花の香りで春を感じさせる代表的な花木の一つで、多くの品種が知られています。‘楊貴妃’は、豊後系のやや遅咲きで、花は淡紅色の大輪、八重咲きです。つやのある華やかな花容を楊貴妃に例えて名づけられました。(参考資料:『ウメハンドブック』株式会社 文一総合出版)
ウラジロガシ
カシ類の中では比較的寒さに強く、宮城県、新潟県以西分布します。裏の白い細葉が特徴で、株立の細長い仕立樹形も特徴的です。- 1
- 2