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イワガラミ

Schizophragma hydrangeoides

  • 別名  ー
  • 分類  落葉つる植物
  • 科名  アジサイ
  • 属名  イワガラミ
  • 原産地  日本

観賞時期など

  • 花  5~7月
  • 紅葉  11月
  • 実  ー
  • 香り  花

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


生長が旺盛なつる植物
白い花は香りも魅力

イワガラミの花

 解説

落葉性のつる性木本で、生長が旺盛でよく広がり、長く伸びる蔓から短い枝(短枝)を空中に伸ばし、6~7月ごろ香りのよい白花をつけます。花つきがよいのでよく目立ちます。ツルアジサイによく似ていますが、装飾花の額片がツルアジサイは4枚で本種は1枚なので、花があれば容易に区別できます。名前は山地の落葉樹林の林縁などに多く生え、岩に絡むように着生することから名づけられましたが、樹木の幹にもよく着生します。

手入れ

植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。山地の比較的冷涼地に多く見られるので、涼しく湿り気が多い水はけのよい肥沃地がよく、都会などの夏の直射日光が終日当たるような場所や高温乾燥地では生育が衰えるので避けるようにします。着生根で這い上がるので、石積やコンクリートなどの壁面の下部に植栽して、壁面緑化に利用するとよく、伸びすぎるようであれば、落葉期に勢いのよい蔓を短く切り詰め、短枝を出させるようにします。