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クロウメモドキ

Rhamnus japonica var. decipiens

  • 別名  トリトマラズ、コトリトマラズ、グソク
  • 分類  落葉低木
  • 科名  クロウメモドキ
  • 属名  クロウメモドキ
  • 原産地  日本

観賞時期など

  • 花  ー
  • 紅葉  ー
  • 実  10月
  • 香り  ー

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


黒い実をつける山地の低木

クロウメモドキ

 解説

日本各地の山地に自生する落葉低木です。果実は秋に黒く熟し、その姿がウメモドキに似ているのが名前の由来です。枝の分岐点には鋭いトゲがあり、トリトマラズなどとも呼ばれます。果実を一年以上乾燥させたものを鼠李子(そりし)といい、緩下剤や利尿剤に用いられます。材は堅く割れにくいので、小器具や木工細工に。樹皮は染料に用いられたといわれます。

手入れ

基本的に強健で、よく枝を伸ばすのでトゲに注意して剪定します。自生地では湿った土地を好みます。