アスコットの樹名札

緑の名札屋さん

TEL.045-222-0215

ハマボウフウ

Glehnia littoralis

  • 別名  ヤオヤボウフウ、ハマオオネ、キボウフウ
  • 分類  多年草
  • 科名  セリ
  • 属名  ハマボウフウ
  • 原産地  日本、朝鮮半島、中国、台湾

観賞時期など

  • 花  5〜8月
  • 紅葉  ー
  • 実  ー
  • 香り  ー

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


食用、薬用と用途が広い
海岸植物

ハマボウフウ

 解説

日本では各地の海岸に見られ、畑でも栽培される多年草です。高さ10〜30cmほどで、根は太く砂中に伸びます。初夏から白い花を多数つけます。名前の由来は中国の薬用植物「防風」にちなみ、浜に生えることからついたといわれます。やわからかい段階の茎葉は食用になり、セリ科ならではの風味があり、刺し身のツマやさまざまな和食に用いられます。野菜として売られることから「八百屋防風」の別名があります。また、根は漢方薬に用いられ、発熱や鎮痛に効果があるとされます。また、浴湯料にすると疲労回復の効果があるといわれます。

手入れ

日当たりが良く、水はけの良い砂地の環境を好みます。暑さと寒さには強く、肥料もあまり必要としません。葉の収穫は早春に行います。