ツルマサキ
Euonymus fortunei
- 別名  ー
- 分類  常緑つる性低木
- 科名  ニシキギ
- 属名  ニシキギ
- 原産地  日本、朝鮮半島、中国、台湾、東南アジア、ミャンマー、インド
観賞時期など
- 花  6〜7月
- 紅葉  ー
- 実  10〜11月
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域

壁面緑化に活躍

ツルマサキ
解説
葉がやや小さく、つる性という以外はマサキにそっくりな樹木です。若い幼生の株は地面を這って伸び拡がり、樹木や岩などに当たると這い上がり、茎から気根を伸ばして着生します。着生して株が成熟すると成形枝を伸ばし、壁面から浮き出し厚みが出ます。葉は光沢があり、生長が速く、萌芽力があるので、平地や斜面地、石積、擁壁などの壁面緑化用の地被植物としてよく利用します。実は秋に熟して割れ、朱赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出します。野鳥の食餌木としても知られています。手入れ
植栽適期は3~4月や9~10月ごろですが、一般にポットで生産されているので、夏の酷暑期や厳寒期を除けば比較的自由に植えられます。日向から半日陰が生育適地ですが比較的日陰地にも耐え、水はけの良い肥沃な適湿地に植えます。放任すると茂り過ぎて下葉が枯れ上がるので、伸びすぎた枝は短めに刈り揃え、成形枝が発生したら、適宜切詰めます。葉を食害する害虫の発生が多いので見つけしだい薬剤等で駆除します。