スズラン
Convallaria majalis var. majalis
- 別名  スズラン
- 分類  落葉多年草
- 科名  キジカクシ(ユリ)
- 属名  スズラン
- 原産地  ヨーロッパ
観賞時期など
- 花  5月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  花
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域

芳香を放つ
幸福の小さな白花

スズラン
解説
高さ15〜30cmほどになる多年草。晩春から初夏に、芳香のある壺型の白い小花を咲かせます。スズランの仲間は北半球に数種ありますが、日本に自生しているのは(Convallaria majalis var. keiskei)です。しかしながら、園芸植物として流通しているのは花茎が長く、花の数も多いドイツスズランになります。スズランは有毒植物ですが、薬効もあり、ヨーロッパでは「黄金水」と呼ばれました。また、香料としても優れており、香水に用いられます。キリスト教では聖母マリアの花とされ、イギリスやドイツ、フランスでは「五月の花」とされ、五月一日にスズランの花束を贈ると、相手に幸福が訪れるとされています。手入れ
日陰でも育ちます。水はけのよい土壌を好み、鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水をやります。植え付けの際と、花後に肥料をほどこします。花が咲き終わったら花茎を切り取りましょう。