マンリョウ
Ardisia crenata
- 別名 ー
- 分類 常緑低木
- 科名 サクラソウ(ヤブコウジ)
- 属名 ヤブコウジ
- 原産地 日本、朝鮮半島、中国、台湾、インド
観賞時期など
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域

晩秋から冬の間、
赤い実をつける縁起木

マンリョウの実
解説
晩秋から冬の間、6〜8mmの赤い実を長く保つのが一番の特徴です。名前の万両(まんりょう)は、千両(センリョウ科)より実が美しいからついたとされます。実は野鳥の餌になります。夏には枝先に白い小花をつけ、葉は光沢が濃緑色です。縁起木として、正月の飾りなどに用いられ、江戸時代には園芸植物として流行しました。明治時代の『硃砂根銘鑑』には53品種が掲載されています。また、白い実をつけるシロミノマンリョウ(Ardisia crenata Sims f. leucocarpa)もあります。手入れ
生長が遅く、あまり剪定は必要ありません。あまり肥料を必要とせず、日陰にもよく耐えます。移植はやや困難なため、植える場合はコンテナ栽培品を用います。