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ハナノキ

Acer pycnanthum

  • 別名  ー
  • 分類  落葉高木
  • 科名  ムクロジ(カエデ) 
  • 属名  カエデ
  • 原産地  日本

観賞時期など

  • 花  4月
  • 紅葉  10~11月
  • 実  5~6月
  • 香り  ー

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


春の花が楽しめるカエデの仲間

ハナノキ雌花

 解説

紅・黄葉が一番の見どころのカエデの仲間にあって、春に開花する花は真っ赤な糸状で、枝先にたくさん吊り下げた姿が特に美しいことから、『花の木』と呼ばれる高木性のカエデです。長野県・岐阜県・愛知県の限られた地域に自生しています。なお、秋に真っ赤に紅葉にする葉も美しく、観賞価値も高いことで知られています。よく似た種類に北米原産のベニカエデ(別名アメリカハナノキ)があり、園芸品種も生産されていて、街路樹や公園・緑地などに利用されています。

手入れ

植栽は樹液の動き出しが早いので、落葉後の11~12月ごろに行います。水はけのよい肥沃な湿り気の多い適湿地に植えます。湿り気の少ない場所で日当たりが強いと葉が傷み紅葉が楽しめないので、半日陰や空中湿度の高い流れ沿いなどに植えると、美しい紅葉が楽しめます。放任しても端正な樹形にまとまる自然樹形が美しいので、強剪定は極力避けます。テッポウムシの加害を受けやすいので見つけしだい、薬剤等で駆除します。