アスコットの樹名札

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マンリョウ

Ardisia crenata

  • 別名  ー
  • 分類  常緑低木
  • 科名  サクラソウ(ヤブコウジ) 
  • 属名  ヤブコウジ
  • 原産地  日本、朝鮮半島、中国、台湾、インド

観賞時期など

  • 花  7月
  • 紅葉  ー
  • 実  11~3月
  • 香り   

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


晩秋から冬の間、
赤い実をつける縁起木

マンリョウの実

 解説

晩秋から冬の間、6〜8mmの赤い実を長く保つのが一番の特徴です。名前の万両(まんりょう)は、千両(センリョウ科)より実が美しいからついたとされます。実は野鳥の餌になります。夏には枝先に白い小花をつけ、葉は光沢が濃緑色です。縁起木として、正月の飾りなどに用いられ、江戸時代には園芸植物として流行しました。明治時代の『硃砂根銘鑑』には53品種が掲載されています。また、白い実をつけるシロミノマンリョウ(Ardisia crenata Sims f. leucocarpa)もあります。

手入れ

生長が遅く、あまり剪定は必要ありません。あまり肥料を必要とせず、日陰にもよく耐えます。移植はやや困難なため、植える場合はコンテナ栽培品を用います。