ハナイカダ
Helwingia japonica
- 別名 ママッコ、ヨメノナミダ゙
- 分類 落葉低木
- 科名 ハナイカダ(ミズキ)
- 属名 ハナイカダ
- 原産地 日本
観賞時期など
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域

葉の上に花をつけるかわった植物

ハナイカダの雌花
解説
丘陵から山地にかけての雑木林のやや湿った林内などに多く見られる株立ち状の低木で、2mほどになります。花は春に咲き、葉の主脈の中ほどに淡緑色のあまり目立たない小さな花を1~数花つけます。葉に花がついたようすを筏に見立てて『花筏』の名前がつきました。雌雄異株で雌木には、夏に黒紫色の実が熟します。若い葉は食べられます。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。明るい半日陰から日陰の水はけのよい、やや湿った肥沃な適湿地に植えます。剪定は落葉期に行い、細い幹が地際より叢生し、上部で枝分かれするので、生育の衰えた幹は地際より切除し、伸びすぎた枝や枯枝など不要な枝は間引きして姿を整えます。