アスコットの樹名札

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コムラサキ

Callicarpa dichotoma

  • 別名  コシキブ゙
  • 分類  落葉低木
  • 科名  シソ(クマツヅラ)
  • 属名  ムラサキシキブ
  • 原産地  日本、朝鮮、中国

観賞時期など

  • 花  6~7月
  • 紅葉  11~12月
  • 実  9~12月
  • 香り  ー

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


紫色の小さな実は小鳥たちの大好物

コムラサキ

 解説

6~7月ごろに紫色の小さな花を咲かせ、秋に紫の実をたわわに枝につけ、歌人の紫式部を想起させます。コムラサキはムラサキシキブほど背が高くならず、葉が細めで、枝も紫色がかっているのが特徴です。近年ではコムラサキの方が庭木としてよく植えられ、園芸的にこの2種は同じものと扱われることもあります。

手入れ

植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。雑木植栽の外周部など、明るい半日陰で水はけのよい、やや湿った肥沃な適湿地に植えます。剪定は落葉期に行い、株立ち状の低木で自然樹形に味があるので、伸びすぎた枝や枯枝など不要な枝を間引き、生育の悪くなった古い幹は地際から切除し、姿を整えます。